おひさしぶりです!!
飯田林業・ブログ担当のケイスケです。
とにかく暑いこの夏、
みなさん、体調などくずされていませんか?
さて、6月某日、チーム飯田林業は
清瀬市にお邪魔しました。
この日、私たちを待っていたのは、
樹齢150年を数える、高さ30メートル、重さ20トンのケヤキ。
周囲に高い建物はなく、
堂々たる姿で民家や畑を見下ろす光景は、
歴史を感じさせる見事なものです。
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伐採に先立って安全を祈願。
ヨキを根元に3度打ち、
周囲に御神酒、塩、米をまいて清め、
ケヤキに向かって一礼します。
万が一何かが起こっても
「皮一枚で命を守れますように」
という意味が込められていると言われています。
そして、さっそく
4代目空師・飯田清隆が
木に登ってスタンバイ。
作業スタートです!
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クレーンで吊り上げることができるギリギリの重量を計算し、
効率よく、できるかぎり太めの枝を切って地上へ運びます。
どの枝を、どの順番で、どんなふうに切るのか、
最初に工程を明確にイメージして、リズムよく作業を進めます。
まさに、大小あらゆる木々と向き合ってきた
空師の豊富な経験だけがなせるワザです。
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木の上、クレーン、地上、
各ポジションにいるメンバーとの息もピッタリ。
あれよあれよと枝が減っていき、
どっしりと根を張ったケヤキの
幹があらわになっていきます。
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数時間経つころには、すっかり枝がなくなりました。
そして、いよいよクライマックスです。
前から、後ろから、
慎重にチェンソーで根元に「V字」の
切れ目を入れ、倒す準備を進めます。
![](https://sorashi.jp/wp-content/uploads/2022/07/tao-su-1024x1024.jpg)
準備完了──。
「いけーっ!」
空師のよく通るかけ声とともに、
ケヤキのてっぺんにくくりつけたロープを引っ張る
チーム飯田林業のメンバーたち。
ぐらりと動いたかと思うと、
一瞬の静寂ののち、轟音、舞い上がる土煙。
ケヤキは地上に横たわっていました。
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![](https://sorashi.jp/wp-content/uploads/2022/07/taoreru-1024x1024.jpg)
ケヤキのスケール感がよくわかります!
150年もの間、雨の日も風の日も嵐の日も、
世代を超えてこの地域、人々を見守ってきたケヤキ。
伐採されたのち、周囲の風景は一変しました。
その存在感の大きさは、
ずっと私たちの記憶に刻まれると思います。